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社会福祉法人 一羊会 ICHIYOU-KAI

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2021年02月09日

一羊会職員のリレーインタビュー 藤田健里さん

一羊会で働く職員を紹介していく連載がはじまります。

記念すべき第1回目は『地域生活支援センター ジョイント』のホーム事業課に所属する藤田 健里さんにインタビューさせてもらいました。

 

 

―どんな仕事をしているのですか? 

知的にしょうがいのある方々が地域の中で暮らすグループホームで生活支援員として8年勤めています。生活の様々な場面で利用者の方々を支援する仕事です。

 

―この仕事の魅力はどんなところですか?

利用者の方の生活場面に関わらせてもらう為、趣味嗜好や生活スタイルなど、その方の人となりをよく知れるところです。作業場面に関わる職員とはまた違った利用者の方々の側面を知っているかもしれません。

また、利用者の方の支援について考える時、ひとりで考えるだけでなく、その方に関わる職員全員で意見を出し合いながら支援方法をチームで考えていくことも面白いところです。その支援方法が利用者の方にとって上手くいった時の達成感というのもこの仕事の魅力だと思います。

 

―泊まりの勤務ってどんな感じなんですか? 

勤務はシフト制で、夕方から出勤し翌朝に帰宅というサイクルが基本になります。時には寝不足になったりもしますが、プライべートの時間を確保しやすいということもあり、このサイクルが自分には合っていると思います。

具体的には、指定休など勤務希望を使って、好きな野球観戦に行くことが1つの楽しみになっています。そうした楽しみが仕事への原動力になっていると思います。

 

―仕事を通して自分が成長したな、変わったなと思うところは?

ホームで調理をすることがあります。仕事を通じて自然と料理のレパートリーが増えました。

また、利用者のご家族との関わりも仕事で必要になります。ご家族との電話での対応や相談事を受けた際の言葉の選び方といった、小さな気遣いが身についた様に思います。

 

―コロナ禍で仕事はどう変わりましたか?

特に大きな変化は受けていませんが、外出支援での外食や買い物が出来なくなっている状況なので、利用者の方にとって楽しみが減っているかと思います。外出自粛という状況下で、ホーム内で楽しめることを模索しているところです。いつどこでコロナに感染するのか分からないので、自分自身を守ることが利用者の方を守ることに繋がると感じます。

 

 

―利用者の方との関わりの中で印象的なエピソードはありますか?

入職して間もない頃の事ですが、ガイドヘルプで、ある利用者の方の給料日の買い物に同行しました。

その方は時計を欲しがっていて、一緒に神戸の街なかを歩きながら時計屋を探しました。たまたま入った時計屋で利用者の方が気に入った時計を買う事ができ、その場で時計を腕にはめたのですが、その時の利用者の方が本当に嬉しそうな顔で、腕を高く上げて喜んでいた姿が今でも忘れられません。自分のことのように嬉しく思ったことをよく覚えています。

 

 

こちらのインタビュー、フェイスブックバージョンもあります。

フェイスブックの方はもう少しプライベートな質問も入っていますので、是非併せてご覧ください。

フェイスブックページはこちらから↓

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