毎年この時期には、あとりえすずかけの恒例行事である写生会が行われます。

昨年はコロナによって断念。

楽しみにされているメンバーの皆さんはガッカリされ、今年の写生会はどうなるのかと、ずっと心配されている方もいました。

そして今年、少人数で人の集まる場所を避けて徒歩移動という条件の中で行うことになり、先日はメンバーの小山さんと伊東さんの2人が写生会に出かけました。

場所は夙川です。

時折小雨の降る天気でしたが、新緑は美しく風は爽やか、皆で川沿いを散策しました。

川には大きな鯉のぼりが掛かっていて、伊東さんは迷うことなくその鯉のぼりを描いていました。

小山さんは道中に見掛けた貨物列車や赤ちゃん、関東の方でニュースになっている逃げ出したニシキヘビの絵などを描きます。爬虫類が大好きな小山さん、早く見つかったらええのになぁと心配していました。

あとりえに戻ってからも伊東さんは精力的に描き続け、いつも描いている様なモチーフで絵を埋めていました。鯉のぼりは隠れてしまいながらも存在感を放っていました。

小山さんもてぬぐいに写生会で目にした人や乗り物など、この日を振り返るような絵を描いていました。

まだまだ見通しのつかないコロナ禍での生活が続いていきますが、メンバーの皆さん達にとって少しでも気晴らしや楽しい思い出になってくれていたらと願っています。